Case Study事例紹介

姿勢を改善し、軽やかな身体を手に入れたい

ピラティス

姿勢を改善し、軽やかな身体を手に入れたい

お客様のお悩み/レッスン受ける目的

骨盤が歪んでいるように思う。

綺麗なS字カーブの背骨にしたい。

問診/アセスメント

骨盤の歪みと背骨の姿勢を気にされていましたので、骨格的な特徴を確認すると脚長差があり、背骨はフラットタイプ(S字カーブが少ない骨格特性)だということがありました。

成長期の運動習慣、怪我歴を伺うと右膝に傷が残るほどの怪我をされた経験があり、しばらく庇って体重をかけないように生活していたというエピソードがありました。それによって脚長差が生じたと推測します。フラットバックなので幼少期に反るような習慣がなかったか伺うと胸を反った姿勢が良い姿勢だと思い、胸を反っていたとのことでした。骨格の特徴は成長期の生活習慣、運動習慣、怪我歴が大いに影響するので、エースタジオでは必ず確認しています。上半身は左脚が短いため、左に傾き、それによって、首こり・肩こりが生じていました。

問題点

・成長期に怪我によりしばらく荷重をしなかったによりできた脚長差(左短下肢)

・良い姿勢の誤認識、胸を反る習慣(フラットバック)

レッスン内容

まずはインソールを使って脚長差を補正しました。補高インソールはこれからずっと使っていただき、経年的に側弯変形が起こってくることを予防します。ご本人はこれにより、骨盤の歪みを感じなくなったとのことでした。次に施術によって、首、肩の過剰に緊張した筋肉にアプローチをしました。AKA(物理医学専門の医師が開発した)という手技を用いました。続いて、背骨のセンターの感覚をピラティスによって体で覚えてもらい、それを維持できるように体幹トレーニングしてもらいました。ある程度姿勢が整ったレッスン終盤では頭の位置を修正した上で左右バランスよく荷重する歩行につながるバランストレーニングをしました。こちらは続けていただくことで効果が持続するので自宅でも続けていただくようにお伝えしました。

フラットバックについては成長期に作った骨格的な特徴は大人になってから骨の形を変えることはできませんが、エクササイズをしてみると無理なく、胸部のカーブが作れることがわかったのでエクササイズしています。2〜3回で以前よりも自然な胸椎後弯カーブが自然にできるようになり、肩甲骨が後ろに後退することによってできていた肩甲骨の浮き上がりも改善しました。

レッスン後は、レッスン前に確認した首・肩のこりが自覚的にも軽減していただき、私も触診にて筋肉の過剰な緊張が取れていましたので、この方向性でレッスンをすすめていきます。首・肩こりの再発予防と、将来の側弯変形の悪化を予防します。本来の背骨のカーブに近づくと周囲の筋肉の余分な緊張が取れ、主観的に体が軽くなり、動きがスムーズになります。2ヶ月経過した頃から、背骨の自然なS時カーブが習慣化されてきました。4ヶ月経過した頃には左に傾く癖がなくなり、左右差のない姿勢になりました。

左:初回レッスン時 右:4ヶ月後

レッスンのご感想

骨盤の歪みを自覚することがなくなり、以前より歩くことがスムーズになり、疲れにくくなりました。背骨を良いカーブに保持することが自然にできるようになって、良い感じです。

20代 女性

Contact

些細なことでもお気軽にご質問ください

Reservation

24時間ご予約可能